5

今朝、リビングでついていたワイドナショーをみた。

ちょうどピアニストの清塚信也さんの傑作選らしきシーン。

私は清塚さんのことを詳しく存じ上げないのだけど

とても興味深い話だったので備忘録。

 

音に敏感ゆえ、レストランでの音楽や他人の演奏が気になって仕方ないという。

音楽が流れている時に人が話し、その音楽の調に合ってないと突っ込んでしまうそう。(めっちゃわかるなぁ)

その話に続いて松本人志さんが、

お笑い芸人でいうところの、隣のサラリーマンの話に心のなかで突っ込むのと似ている、というような話をされていた。

あぁ、面白い。"ただ食事をする”のにそれぞれ気になることがあるのだな。

 

私も音が気になって、ひどい場合は席を移動することもある。

スピーカーの場合大抵それでマシ。

誰かと一緒の時は、理解してくれそうな場合一緒に移動してもらう。

長い関係の人は、店選びの時点で考慮してくれることもある。有り難すぎるね。

20歳くらいまではショッピングモールが苦痛だった(店ごとにBGM違うから)。

えー、これ以上言うと嫌われるので割愛。笑

そういう自分の神経質さに誰かを巻き混むのは心苦しく、ものすごく謝る。

もちろん、矯正してきたこともあって、

今はショッピングモールでも長居することができる。

 

今日のTVをみて、自分から自分のそういう性分を話すとき、あれぐらい明るくてもいいんじゃないか、と思った。

私はいつも仏頂面で「すみません。気になってしまって…」みたいな感じだ。

明るく話すことで、「私、音楽には敏感でえ~」みたいな自惚れに映らないかこわかった。

あれ、実は反対なんじゃないか。勘違いしてないだろうか。

 

凡人とはいえ、もう少し堂々としていたいな。

こういうことを考えていると、いつもこの結論にたどり着く。

4

4月。

新型コロナウイルスの影響はどんどん大きくなっていった。

 

仕事は喜怒哀楽の連続。

最初は「仕事があるだけ恵まれている」と思っていたのに

日を追うごとに周りがリモートになったり、、遂に職場で感染者が出て変に忙しくなったり、電車に乗るのも職場で過ごすのも神経質。

感謝の気持ちはどこへやら、もう自分のことだけで精一杯。

心と身体直結タイプなので、蕁麻疹が出たり悪夢にうなされ続けていた。

(あ、これをコロナウイルス パンデミック ドリームというらしいですよ~!安直に、私だけちゃう!ってちょっと安心した)

 

そんなところに朗報、昨日から無事に在宅になりました。

ありがたい。助かった。速攻ビール買って帰った。

次の日はトータル15時間寝た。単純やな。

 

そうそう、今更ですがブログタイトル「きようびんぼう」について。

私は私の「神経質」「面倒くさい」「敏感」な性分がずっと嫌いです。

歌の恩師は、細かく気づき感じる性分と捉えて長所にしたらいいのに、という意味で

「あなたは器用貧乏ね」とよく仰りました。

 

褒め言葉でも悪口でもないというか、人によって印象の違いそうな言葉だなと感じました。

 

私は未だに悪い意味で捉えているけれど、

いつか長所にしていけるように、器用貧乏な自分と向き合えるように、とタイトルにしました。

 

今のところ、非正規女子のたわごと日記になっていますけれど笑

まぁ、それでも、やってみるぞ~~

3

ブログの存在、半年に一回思い出すくらいになってますけども。

思いがけずこの1年はばたばたしていた。

反対に、今はだんだん白くなりゆく手帳。

 

新型肺炎ウイルスの影響で、

この週末の舞台が公演中止となった。

決まったのは2月末である。

悲しさや悔しさが駆け巡る前に

「自分より辛い人が沢山いる。」と強がるというか

言い聞かせて過ごしていたように思う。

自分の感情がわからなかった。

 

仕事も大きくは医療分野なので、

ずっと混乱が続いている。

生活しなくては、前に進まなくてはいけない。

周りのことを考えて考えて過ごしてると、

「あれ、私どこいった?」と思った。

 

そして、やっと先日

「あのホールに立ちたかった」と泣いた。

ずっと憧れていたホールだったこと、

新しい挑戦が本当に楽しかったこと、

いろんなことが溢れてきて、

あぁ私はちゃんと悲しかったんだなと思えた。

 

 

公演やイベントが次々と中止になっている。

そして、それぞれの決断に驚きの言葉が飛んでいて胸が痛い。

かける言葉など見つからないけれど、

何かを決められる、決められた勇気と優しさをとても尊敬します。

 

一刻も早く、早く収束しますように。

 

 

 

2

9月はあっという間に過ぎた。

音楽劇に関わらせてもらって、本当に素晴らしい経験になった。

同年代が活躍している場で、たくさんの刺激をもらったし、

また一緒に創作したい、心から願っています。

 

演劇に関わって1,2年しか経っていないけれど

どの現場もかなり恵まれていて。こわいくらいです!

そんなに恵まれているくせに、未だに演劇のことを何もわかってない私。

 

 

いや、そもそも、芸術においてわかっている状態なんて、一生こないか。

音楽は学んできたからOKなのかといえば、全くそんなことはない。

基礎を学んだ=わかっているではないもんな。

 

ずっと、音楽と演劇を分けて考えて、謎の劣等感に苛まれていたけれど、

自分の得意不得意を理解して、活かしていきたい。

 

 

・・・ちょっと頭が悪い文章になったけど、そんな感じ。

 

1

今年の3月末、思い立ってブログを開設して、

あれ、もう9月~~~~~

 

始め方が分からんかったんですよね。

自己紹介?テーマ?というか。

そんなにちゃんとせんでもええかと、好きにスタートします。

 

----

 

この春から非常勤(パート的な)勤務、週休3日もらっています。

「芸術活動に充てるため」という

表面上の理由が本当の理由になるほど、

ちゃんと活動できている。

本当に、本当にありがとうございます。

 

実は、昨年まで1年ほど休養していたので、体力気力のために週休3日を選んだ。

実際、芸術活動もしていなかった。

 

正直に言っても良かったんだけど、

「休日は芸術活動してます」っていう方が綺麗で。

(この歳では、週休3日を希望するのに正当な理由がいる。

面接で真っ先に理由を聞かれたし。)

 

でも、言霊なのか、いろんな縁があって、

これまでずっと何かしらの音楽や舞台に関わって来られました。

嘘は嘘になりませんでした。とても幸せなことです。

 

今年出会った自分の周りの人は、本当に尊敬できる芸術家ばかりで。

これからもその繋がりを大切にしていきたい。

自分にできることを考えています。