歌はよろこびよ -天使にラブソングを-

天使にラブソングを」久しぶりに観た。録画溜めてたやつです。

なにげに初めてタイトルをつけてみました。(私の挑戦のハードルよ)

こんなに号泣する話やっけな、、感動した。

 

確か、初めてみたのは小学生。

6歳くらいまではディズニーばっかりみてたけれど

小学生に上がると、母が「サウンド・オブ・ミュージック」「アニー」「天使にラブソングを」などなど実写のミュージカルものを沢山かけてくれた。

 

しかし、当時は冒頭で「もうやめよ~や~(泣)」と言うてた記憶。

大体、字幕読めないもんね!

それでも「絶対好きになる!」と母は言い

そのとおり、私はがっつり心を奪われていきました…。

不思議よね、英語やし何言ってるのかわからんけど

この人は今、嬉しいのか悲しいのかくらいはわかるもんなんですよね。

(この話すごく長くなりそうだから今回は「天使にラブソングを」に絞ろう・・・)

 

小学生以降も定期的にみていたはずなのに、再発見が多かった。

主人公のデロリスが、シスターたちに歌を教えていくのだけれど

その時に「歌はよろこびよ」という。

母が昔、私のあらゆる本番前に「音楽は喜びやで」と言ってくれてたのだけど

「あれ?ここから取ってきたんか?!」って(笑) 

 

この言葉にはっとさせられた。

社会人になって一層、練習が「自分の下手さと向き合う時間」になるときがある。

常々、自分はもう天井にぶち当たっているのではないかと思いながら・・・。

「ん?そんな気持ち、いるか?そや、歌はよろこびやったなあ。」

って素直に号泣した27歳春。

 

あと、デロリスによって、修道院の中では楽しい音楽、修道院の外でも地域との関わりが生まれた反面

昔ながらの考えの院長は「自分のいるべきところにいく」と言って出ていこうとするシーンも考えさせられた。

今まさにテレワークが導入されているが、考え方の違いなどすれ違いもある。

私は意見をはっきり言って”しまう”のだけど、

その割に「できる人だったら上を立ててニコニコするんやろな~なんでそれができひんのやろ~~」と、自責というか不貞腐れる日もあった。

 

映画を見ていて、デロリスはすごく口悪いし、意見もはっきり言いすぎるんやけど、ちゃんと人を尊敬して尊重していて・・・

あぁ、人を立てるとか上手く立ち回るとかより、シンプルに人を大切にすることやなって思ったよ。

あんまり難しく考えるな私~~~

 

 

最後に、マリア・ロバートが音楽と出会って輝く姿は本当に素敵です。

また観よう。