3

ブログの存在、半年に一回思い出すくらいになってますけども。

思いがけずこの1年はばたばたしていた。

反対に、今はだんだん白くなりゆく手帳。

 

新型肺炎ウイルスの影響で、

この週末の舞台が公演中止となった。

決まったのは2月末である。

悲しさや悔しさが駆け巡る前に

「自分より辛い人が沢山いる。」と強がるというか

言い聞かせて過ごしていたように思う。

自分の感情がわからなかった。

 

仕事も大きくは医療分野なので、

ずっと混乱が続いている。

生活しなくては、前に進まなくてはいけない。

周りのことを考えて考えて過ごしてると、

「あれ、私どこいった?」と思った。

 

そして、やっと先日

「あのホールに立ちたかった」と泣いた。

ずっと憧れていたホールだったこと、

新しい挑戦が本当に楽しかったこと、

いろんなことが溢れてきて、

あぁ私はちゃんと悲しかったんだなと思えた。

 

 

公演やイベントが次々と中止になっている。

そして、それぞれの決断に驚きの言葉が飛んでいて胸が痛い。

かける言葉など見つからないけれど、

何かを決められる、決められた勇気と優しさをとても尊敬します。

 

一刻も早く、早く収束しますように。